もし、あなたが育児をしながら管理職として働くビジネスパーソンだったら…?
先日、甲南大学の奥野明子教授と近畿大学の松原光代准教授が主催する、意欲あふれる学生たちの合同ゼミ「K2ゼミ」にて、そんな「もしも」をリアルに体験するワークライフバランスの授業に登壇しました。
授業で活用したのは、株式会社ワーク・ライフバランスが提供する体験型学習ツール「ライフ・スイッチ」。これは、参加者が年齢や立場の異なる様々なキャラクターになりきり、仕事と私生活の目標達成を目指すシミュレーションゲームです。
ゲームが始まると、教室は一気にヒートアップ!「限られた時間で成果を出すには?」「家族との大切な約束を守るにはどうすれば?」など、活発な議論が飛び交います。思い通りにいかない状況に頭を抱えながらも、チームで知恵を出し合い、課題を乗り越えていく学生たちの真剣な表情が非常に印象的でした。
授業後の振り返りでは、「多様な価値観を認め合い、支え合うことの重要性を学んだ」「“他人事”だと思っていたことが、自分自身の問題としてリアルに感じられた」など、たくさんの気づきの声が聞かれました。
学生の皆さんが、これからのキャリアと人生を自分らしくデザインしていく上で、今回の経験が力強いヒントになることを心から願っています。