研修のユニバーサルデザイン

1月に入り、本格的に企業研修がスタートした。

障がい者・健常者が同じ空間で学ぶ研修が2日間続き

同時期に、障がい者対象の研修や障がい者の上司への研修のお引き合いが

続いている。

障がい者の法定雇用率の引き上げが

組織の環境、考え方、これまでの習慣に変化をもたらしているのか。

障がい者が働きやすい社会へと、今、小さな動きが出始めているのだと思うと

私も体のあちこちからエネルギーがわいてくる。

考えてみれば、これまでの企業研修はテキストも映像資料も、環境も、時間配分も、なにもかもが健常者オンリー仕様だ。

しかし、企業研修こそが もっとユニバーサルデザインであるべきだった・・

企業にはいろいろな方が働いているのに

研修を行う側が、健常者限定でしかかんがえなかったというのはなんともお粗末だ。

なんでこんなことに気づかなかったんだろうと思いつつ

私の新しい学びと研究が始まった。

まずは聴覚障害の方から。

春には聴覚障害のかたと健常者、一緒に受けていただけるマナー研修、デビューさせます。ご期待ください!

障害者のことを知る研修

私が研修講師になった10余年前。

わたしには大きな目標があった。

企業でメンタルヘルス不調者を出さないための研修を行うということだ。

当時はあまりひの目を見なかったその研修は

現在ではわたしの大きな主力研修となっている。

ハラスメント研修も同じだ。

職場で暴力があることは許されないと、熱くなった私は

ハラスメント研修を作り、多くのお引き合いをいただく人気メニューとなっている。

その私が、この数年

作り続けている研修がある。

それは、企業の方へ障害者との関わり方を学んでいただく研修だ。

とくに、発達障害のかたの特性や関わりかたについては

わたしの何かが駆り立てるのだ。私がやらねばと思っている。

そのわりに、時間がかかりすぎているのだが・・

唐突だが私はおうし座。

今年のおうし座は「自由・自立」がテーマらしい。

本当に自分が表現したいことを自由に自立して表していくとしなのかもしれない。

温め続けた研修 さぁ、世の中にだすぞ。